寒いってのはどういうことだ

寒い日だった。まるで昨日まで忘れ去られていた悲しみが、突如として自分を忘れた者を攻め立てるような、そんな風が吹いていた。叩きつけるかのような復讐の風はしかし、その速さをもってしても目的の相手を探すのには時間がかかるのか、道行く全てを確かめながら私の傍も過ぎ去っていった。あるいは、目的の相手というのは一人ではなく、時節に似合わぬ陽気を容易く受け入れてしまった者全てだったのかもしれない。
ありえない強さの風に、企画してる花見は大丈夫かと心配になってきたtougoです。なんだよこの寒さは、噂じゃ暖冬の原因だったエルニーニョ現象が落ち着いたせいで今更になって本格的に寒気が入り込んできたそうだ。舐めんなよ。(誰にきれてるわけでもありません)
これはあれか、春めいてきたとかニュースとかで言ってたのを冬がマジギレしてこんなになったのか。そうに違いない。とか思って冒頭文書いたんだけど、どうやら僕の頭の中だけは年中とけてるらしい。そんな感じで。
急な寒さに負けずに、風邪など召されぬように。では、また。