O’zbekiston Digital Dream

さて、大学も終わり就職まで暇なので車の免許とるために教習所行こうとか思ってるのに、他のことやってて結局まだあまり行けてないtougoです。
月の始めに秋葉原でゲームやらCDやら大量に売ったら小金が出来たので嬉しいのですが、そんなこととは別の話だ。僕の母がどうも最近おかしな活動をしているらしいのだ。探りを入れてみたところ、ウズベキスタンという単語が出てきた。やばそうだ。ウズベク共和国っつったら元ソ連だ。イメージ的にやばいはずだ。母の話によればウズベキスタンソ連解体→独立してからこっち、貧しい国から脱却しようと頑張っているそうで、日本に来る留学生も同じように頑張ってるので応援しようってな会に首を突っ込んでいるらしい。興味本位で。
そして、話の中で「パソコン買えなくて困ってるらしいの」という話題の時につい「じゃあ使ってないモニターぶっ壊れたやつを何とかしてやろうか」と言ってしまったがために、秋葉原に赴き中古パーツを買ってと色々するはめになった。
で、ウズベキスタンからの留学生Z君なのだが、まぁそこそこの好青年であり年は19と若々しい限りであり留学先は東京外大である。彼のために僕はパソコンを組んでやったわけである。
モニターの壊れたthinkpadX30に中古のメモリ512MBを載せ、中古のモニターを指して外付けDVDドライブをつけた。メモリとドライブが1万円ずつしたのだが、モニターやLANケーブルやらはZ君自身は負担してくれたのでまぁいい。
何故僕が金を出したかというと、元々は母に組む予定であったのをZ君が帰国するまで貸すという話になったからであった。彼は来年に帰国する予定であり、その時には普通のノーパソを買って、これを母に返すというのだ。
重いパーツを抱えながら是政線の多磨駅にある東京外大に行く。敷地内にある寮は新しい建物で、始めから光回線がついている。正直羨ましい。設置して何とかいい感じになった。インターネットもちゃんと使える。嬉しさのあまり奇声を上げるZ君。IEを使って早速なにやらアドレスを打ち始める。やおらディスプレイに現われたのは、やたらとがなり立てる演説を打ってるおっさん。ロシアからのネットテレビの映像だった。留学生の身には、こういうのが一番嬉しいらしい。
家に帰ってから夜、Z君からお礼のEメールがきた。
「私にこんなに援助していただきましてまことにありがとうございます!tougoさんが僕に与えた援助をいつでも忘られないと思います!」
大げさだとは思うが、なかなか憎めない奴、Z君なのだった。